2020/11/07 14:18


創作人形館ミワドールは静岡県伊東市、伊豆高原にある創作人形作家 三輪輝子の作品を展示している国内唯一の美術館です。
展示中の三輪の作品は一部の非売品を除き販売しており、どなたでも購入することができます。
美術館店頭ほか、当BASE店を含むオンラインショップでも販売しています。

ミワドールの人形は、“ビスク
(フランス語で”2度焼き”という意味)”と呼ばれる磁器焼きの創作人形です。
ビスクドールは1860年頃からヨーロッパで盛んに作られ、初めはファッションの伝達の為、後に抱き人形となり上流階級の子女の愛玩用になりました。
しかし第二次大戦で、その当時隆盛を極めた土壌も無くなり、今ではアンティークドールとしてその稀少価値ゆえ、何百万円で取り引きされる人形も多く、ますます手に届きにくくなってきています。
ミワドールはその当時のビスクドールの技法を再現し、創作人形として現代に蘇らせました。

現在では国内外、素材を問わず沢山の人形作家が活躍しています。
三輪の作品の特徴は気品のある凛々しい表情や愛らしさがあり、明るくて癒されるとファンの方も多いです。
また制作する作品は約10cm程度のプチ・ピコットから120cmの大作まで多岐に渡っており、これまでに数え切れないほどの作品制作をしています。
美術館以外では東京都、横浜を中心とした個展やグループ展、公募展(招待作家、主催)などでも作品を発表しています。

創作人形作家 三輪輝子略歴

昭和45年
東京芸術大学日本画科卒業
昭和53年
ビスクドール制作を始める
昭和56年
第一回個展 (カネボウビル)
昭和58年
第二回個展 (西武池袋)
昭和62年
第三回個展 (銀座松屋)


以後一、二年ごとに松屋にて開催
昭和63年
広島星ビル創作人形大賞特別賞受賞
平成元年
人形教室主催
平成5年
人形教室展 (新宿三越)


衛星放送で著名な人形作家の一人として紹介される
平成7年
アメリカで開催された日米ドールアート・コングレスにて


参考展示される(国際交流財団助成)
平成9年
アメリカ,シアトルのロザリー ワイエル人形美術館に「天草四郎」 永久展示
平成10年
伊豆高原セキグチドールガーデン にプリンセス・ローズ収蔵される